PCノスタルジー 

 パソコンも発売されてからすでに数十年。書類整理をした
際に発見?した初期のパソコンカタログを大放出します。
 初期のパソコンといっても比較的新しいものがほとんどですが、
それでもスペックを見ると、処理の高速化に向けて当時の
いろいろな努力が見えてきます。懐かしい方、新鮮に感じる方。

【日本電気製 元祖ワンボードコンピュータ】

 管理人が専門学校でマイコンをはじめて教わったときの教材です。もちろんグラフィックなどないので、動作は8つのLEDの動きでプログラムの動作を確認します。プログラムも16進数の機械語で打ち込みます。

1978年
NEC TK−85
8085というパソコンの元祖となった8ビットCPUを搭載。テンキーでマシン語を入力し、動作は8つのLEDの動きで確認する。
2002.7.24
更新

【日本電気製 PC−9821/9801デスクトップシリーズ】

 日本のパソコンの創世記を支えた名機の数々です。
今はDOS/V機に追いやられて「PC98?何それ」的状況ですが、日本のビジネスの栄枯盛衰をすべて見守ってきたマシーンです。現行機はすでにデスクトップノート各1モデルが受注生産で残すのみと寂しい限り(訂正:生産中止2022年現在)。

1993年
NEC PC−9821Ap2、As2
MATEと呼ばれる高級機。メモリ640KBオーバーとXGA(解像度1024×764ピクセル)を標準で実現するなど当時としてはハイスペック。
2002.7.22
更新
1993年
NEC
 PC−9801BX
ラインアップを一新し、9801FELLOWと名づけた。高機能な9821MATEに対してコストダウンを優先し、エントリービジネスマシンの位置づけ。

2002.7.22
更新
1995年
NEC PC−9801BX3、BA3
エプソンのPC−486互換機の攻勢に、低価格で対抗。解像度をVGAのみとし、ビジネスに不要なサウンドも省略。
2002.7.23
更新
1995年
NEC PC−9801BX4
表示に不満のあったBX3をXGAとし、ハードディスクは別売りながら10万円を切った。最後のFDD2ドライブ機。9801はこれをもって消滅する。
2002.7.21
更新
1993年
NEC
 PC−9801BA
BXより高速なCPUを搭載したシリーズ。高級機MATEと廉価機BXに挟まれて、位置づけが不明瞭ではあったが、手軽な高速マシンとして評価できる。
2002.7.23
更新
1996年
NEC
 PC−9821Xb10
PC98シリーズ伝統のCバススロット2本に、PCIバススロット1本を初めて追加し、DOS/Vに移行しつつある周辺機器を利用できるようにした。
2002.7.23
更新

【日本電気製 PC−9821/9801ノートシリーズ

1993年
NEC
 PC−9821NS/R
デスクトップと同等のi486SX搭載の高速化したA4ノート。
2002.7.21
更新
1995年
NEC
 PC−9821Ne3/Nd2
NCで評判の悪かった重く分厚く熱かった液晶を改良。廉価なDSTN液晶モデルNd2も用意し、カラー液晶の標準化に貢献。
2002.7.23
更新

【エプソン製 ハンドヘルドシリーズ】

1982年
HC−20
シャープの電卓型PC全盛期に、エプソンがビジネス対象の携帯PCを発売。この後NECもPC8200シリーズで追従するが間もなく姿を消す。
2002.7.21
更新

 
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